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次男誕生 それと同時に長男が『お兄ちゃん』になる

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先日、無事次男が誕生しました!

妻が妊娠高血圧症候群と診断され、予定より一週間ほど早く緊急帝王切開手術により誕生しました。

早産の部類に入るので、産まれて2、3日は保育器で酸素補給をするなどの対応をしてもらっているのですが、元気に産まれてきてくれた様子です。

次男誕生と同時にお兄ちゃんになった長男

当たり前ですが、次男の誕生によって、3歳の長男(もうすぐ4歳)がお兄ちゃんになりました。

次男の出産当日は、緊急手術ということもあり、急遽病院に行ってそのまま出産となったため、

長男は義理の母と一緒に5時間程病院で過ごしたのですが、元気に明るく病院内で過ごしてくれました。

そのせいか、午後8時頃、病院を出て夕食を取ろうとお店に入ると間もなく、眠ってしまいました。その日はそのまま寝かせました。

そして次の日、長男は生まれてはじめて、ママなしで夜寝るということになりました。

お兄ちゃんになるための努力

長男はこれまで、夜寝る時は必ずママと一緒でした。

私も一緒に3人で、ということはたくさんありましたが、ママなしで寝るということは、今まで皆無でした。

私が休日で、長男の寝かしつけで一緒に寝ようとしても、ママがいないと寝ようとしないというような感じで、今回が本当にはじめての経験でした。

 

これまで、次男の誕生と同時にママとしばらく寝られなくなるから、と言い聞かせて、私と寝るチャレンジをしようと思ったのですが、3歳の長男にそんな現実は分からず、模擬練習のようなこともできないまま、その日を迎えることになりました。

 

私と寝室に行き、横になってしばらくすると、鼻をすするような音が聞こえてきました。

明らかに、ママがいないことの寂しさからくるものであろうと察しはついていましたが、

私は敢えてそれには触れず、眠ったふりをしていました。

そのうちその鼻をすする回数も増え、ティッシュを自分で取って顔に持って行ったりしたので、

「ママがいなくて寂しいの?」と聞きました。

すると息子はその言葉に反応して、何も言わずに、私の目の前で顔をくしゃくしゃにして声を出さずに涙を流して泣きました。

一度もママとは言わずに、でもいつも必ず寝る時にそばにいるママがいないという現実と向き合って

寂しくて寂しくて涙が止まらないというような感じで、何度も何度も顔をしかめて涙していました。

きっと長男は、「なんでボクが大好きなママがボクと一緒に寝てくれないんだろう」と寂しい思いを感じるたびに涙していたのだと思います。

泣き方が非常に印象的でしたので、私は切なくて仕方ありませんでした。

何度か涙を拭いてあげて、抱きしめて、頭を撫でて、勇気づけて、

しばらくして長男は眠りにつきました。

頑張れ!お兄ちゃん!

次男誕生の次の日の夜、私の心に一番突き刺さったのは、この夜の長男の頑張りでした。

次男の誕生はもちろん嬉しいですし、これからまた次男の育児も頑張っていきたいと思っています。

ただ、次男が生まれる日まではリアルには想像できていなかった、長男の『お兄ちゃんになっていく努力』をこんな形で知らされるとは思いませんでした。

間もなく4歳になる長男は、いろんなことが分かるようになり始めつつ、まだまだ甘えたい部分も多々持ち合わせている年齢で、ここにお兄ちゃんの役割がスタートするというのは、明らかに新たなステージに立つことになるのだなと思いました。

『頑張れ!お兄ちゃん!』と

涙をためて眠る長男につぶやきました。

 

 

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