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人見知りしない子供に育てるコツを紹介します!

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人見知りしない子供に育ったほうがいいと

思ったことはありませんか?

確かに人見知りするよりは、しないほうがいいと思いますが…。

その子供によるんじゃないですか?

そうかもしれませんね。

ただ、人見知りしない子供に育てるコツがあったら、

どんなものなのか気になりませんか?

それは気になりますね。

どんなコツなんですか?

小中学生を教える仕事をしていて、いろんな生徒に出会ったなかで出た結論。それは、

人見知りしない子に育てる方法やコツは存在するということです。

大人も含めて誰とでも仲良くて、まったく人見知りしない子供。

そういう子供はだいたいにおいて明るく、とても前向きでエネルギーに溢れています

そういった子供と出会うたびに私は(子供をまだ持つ前の頃から)、『我が子もこんな風に育ってほしいなあ』と思っていました。

彼らの保護者とお話しするときには、

幼児期の頃どういう育て方をしていらっしゃったのかをよく聞いていました。

どうしたら人見知りしない子に育つのか、それを解明したくて。

また、生徒ばかりでなく、友人や職場の部下や同僚にも人見知りをしない人がいて、

どうしてそういう人間になったのか、興味深くてよく話したりしてきました。

そういった経緯で感じたことから、

人見知りにならない人の共通点について知ることで、人見知りしない子を育てることは可能だと思っています。

お子さんが人見知りで悩んでいる方、

またこれから子供を育てていく方にとって少しでも参考になれば、と思います。

ぜひ最後までお読みください。

人見知りとは何か

まず、人見知りとは何でしょうか。

ウィキペディアで調べてみると次のように書かれています。

人見知りとは、従来は子供が知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌ったりすることである。大人の場合は「内気」・「照れ屋」・「はにかみ屋」・「恥ずかしがり屋」の言葉をあてるのが標準的である。

引用 ウィキペディアより

また、いつから人見知りになるのかについては、

個人差はあるが、赤ちゃんの人見知りの場合、一般的には生後およそ6カ月から2歳ごろまでだそうです。

ちょうど赤ちゃんが産まれて、視力や脳の発達とともに、自分とそのまわりを取り巻く人との区別をつけ始めている時期と重なるように思います。いろんな人間の区別ができるようになるのは、赤ちゃんの成長であり、ある意味この時期に人見知りが出現するというのは、考えてみると当然のことなのかもしれません。

ただ、私達の人生とは、絶えず何らかの社会とつながって歩むことですので、年齢を重ねていくにつれ、極端な人見知りは社会とのつながりをバランスよく保つことを困難にすることもあると思います。もちろん自我も目覚め、分別もつくようになっていくので、なんでもかんでも何の恥じらいもなくやってのけてしまうのでは困りますが、やはり周りの人とうまくバランスを取って生きているほうが幸せは多いように思います。だから、多くの親御さんは、できれば

人見知りしない子になってほしい

と思うのではないのでしょうか。

人見知りしない子供にするには、『幼少期』がカギ

できれば人見知りをしない子供に育ってほしい。

そんな親御さんの思いをかなえるべく、人見知りについて調べていくと、私なりの考えがひとつ生まれました。

私は学習塾の講師を20年以上経験し、たくさんの親御さんとお子さんのことについて話していくなかで、人見知りのしない子の特長を発見しました。

私の見解としては、人見知りをしない人の共通点で多かったのは、ズバリ

『幼少期にたくさんの人と接する機会が多かったこと』

です。

それなら知ってるよ、と思われるかもしれませんが、

知っているならばぜひお子様にその環境を作り実践してほしいと思います。

ここでいう『たくさんの人』というのは、おじいちゃん、おばあちゃんのことでもありますし、いとこやおじさんおばさんのことでもあります。

また、ご近所の知り合いの方々もそうですし、ママ友を通じてできた新たなネットワークもそうです。

そういう環境にどんどん子供を溶け込ませていくと、人見知りをしない子になっていくようです。

 

こんな形で感覚的な知識として持っていたので、息子が生まれてからは、そういう『たくさんの人』に会わせるようにしていました。

というか、妻も私も息子をたくさんの人に見てもらいたいので、すすんでそういう機会を設けていたと思います。

 

今現在3歳の息子の場合ですと、おもな『たくさんの人』は…

じいじ・ばあば(妻のお父さんとお母さん)

戸塚のじいじ・戸塚のばあば(私の父と母)

よっちゃんじいじ・たかちゃんじいじ(妻のお兄さん)

ひいやばあば(妻のひいおばあちゃん 息子はひいおばあちゃんとは言えずにひいやばあばと言っています)

他に、たかちゃんじいじの子ども2人や、よっちゃんじいじの友人みほちゃんなどと、よく会っています。

息子の誕生日や入園式などのお祝いや、それぞれの人の誕生日などによく集まります。

この他にも、妻のママ友のグループの子ども達であったり、私の妹の子供だったりと、結構たくさんの人と触れ合って育ってきました。

うちの息子は人見知り?それとも…

こんな環境で育っていることもあるからでしょうか、

息子は今のところ、あまり人見知りをしている様子はありません。

デパートで買い物してレジで買ったものをもらうときに、

店員さんに『ありがとう』と自分から言ったり、

レストランでメニューを見ていて、

息子が食べたいものがあったらすぐに

『すみません~』とウェイトレスを呼ぼうとしたりと、

知らない人ともコミュニケーションを取ることが多いです。

そしてそんな3歳の息子に対応する相手の方々も、

笑顔で答えてくれることが多いので、

自然と私も笑顔になり、一緒にいてほっこりします。

息子を起点にしてそういった笑顔の循環がよく起こります。

人見知りしない子供の根っこにあるものは何か

なぜ息子は知らない人とコミュニケーションを取ることが多いのでしょうか。彼の根っこにあるものについて書きたいと思います。

よく、社会で通用するために最も必要な能力はコミュニケーション力だと言われます。

実際、企業の人材採用においても、

求める人材に最も必要とする能力をこのコミュニケーション力とすることがしばしばです。

 

ただ私は、この『コミュニケーション力』よりも、もっと素晴らしい資質があると思っています。

それが『コミュニケーション欲』(私の造語)です。

私は、

人見知りしない人は、その根っこに『コミュニケーション欲』を持っている

だと思っています。

彼らは、能力(=コミュニケーション力)を駆使して人とコミュニケーションを取っているのではなく、

先ほどの息子の例のように、コミュニケーションを取りたい欲望からコミュニケーションをしているのです。

これが、人見知りをしない人の根っこであると思います。

力は自ら込めて出さなければいけませんが、

欲は湧き出るように自然と生まれるものですから、欲は力より強いと思います。

そして人見知りしない人の圧倒的な強みはここにあると思うのです

コミュニケーション力<コミュニケーション欲

 

人見知りしない人がよく言うセリフに『人見知りの意味が分からない』というものがあります。

これは、彼らに人見知りという概念そのものが存在しないということを表しているのだと思います。

ですから、コミュニケーションを能力として捉えていない可能性さえあると思います。

なかなかコミュニケーションを取るのが苦手な人が、『話しかけたかったけど…できなかった』と言ったりすると、人見知りしない彼らはとっても不思議そうに『え~、なんで話しかけなかったの?』というリアクションを取ったりします。

そもそも彼らはコミュニケーション取りたいという欲がベースになっているので、

その欲を押し殺してコミュニケーションをしないって、どういうこと?という疑問がわいてくるのだと思います。

まとめ

いかがでしょうか。

人見知りをしない人は、コミュニケーションをする根源が、能力ではなく欲望からであること、そしてそういった欲望を生むきっかけとなるのが幼少期の環境だとしたら、自分の子どもにもそういう環境を提供してあげたいと思いませんか?

人見知りしないというのは、大人になってからのスキルではなく、コミュニケーションを取りたいという欲の醸成がカギだと思います。特に幼少期は損得勘定なしに、ある意味好奇心のおもむくままに考え行動することが多いので、この時期に、いろんな大人と出会い触れ合うことは実は大きな意味を持つことだと思います。社会に生きる人間としての自然の欲望を、幼少期の環境で膨らませていくことが可能であると私は考えます。

損得勘定なしに行動する子供についての記事もよければぜひご覧ください。それについての記事はこちら。

 

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そのためにも、今目の前の息子に、たくさんの人とのつながりを提供して、笑顔の循環をたくさんしてあげることがとても大切だと思います。

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