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子どもを虫歯から守るシーラントって何?

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先日、3歳の息子が歯医者に行ったときのことです。

虫歯になっている歯がないかどうか、歯の状態を調べてもらいました。

妻の報告によると、結果は虫歯なし、ただ歯石が結構ついているので、フロスをしっかりやってくださいとのことで、歯石取りをしてもらいました。

そして同時に『シーラント』なる予防方法で、奥歯に薬を塗ってもらってきたとのことです。

何?『シーラント』って?

私はシーラントについて今まで知らなかったのですが、調べてみるとなかなか良い虫歯予防のようですので、ここではシーラントについて紹介します。

シーラントとは?

歯の形は前歯と奥歯ではずいぶん違います。

前歯はタイルのように薄く平面的なのに対して、奥歯は立方体のような形をしています。

そして奥歯の上の面は、平らではなくて、多くの溝(でこぼこ)がある状態です。

この溝(でこぼこ)がたくさんある箇所というのは、虫歯になりやすい箇所ということになります。

シーラントは、こういった歯のでこぼこを埋めて平らに近づけて、虫歯菌が繁殖するのを抑えるという予防治療です。

具体的な施術方法は、シーラントする歯の汚れをしっかり落としたうえで、プラスチック素材のシーラントを歯の溝に流し込んででこぼこをなくしていきます。

そして専用の光を20秒ほどあてて、シーラントを乾かして終了です。

イメージとしては、歯医者さんで歯に詰め物をしてもらうときと同じでいいと思います。

前歯にも,乳歯の子どもにも使えるシーラント

シーラントは奥歯ばかりではなく前歯にも利用できるそうです。

特に永久歯に生え変わったばかりのときは、前歯の裏に溝のようなものがあり、そこは汚れが取れにくいところでもあり、すると虫歯菌の繁殖もしやすい箇所となります。

さらに、歯の裏側ということもあって、汚れとして見ることが難しく、虫歯予防がしにくい箇所になります。

シーラントはそんな前歯の裏側にも利用できるので、効果的な虫歯予防になるということです。

また、息子のように全ての歯が乳歯というのも、虫歯になると進行が速いので、予防としてのシーラントは効果的だと思います。

ただひとつ注意しておきたいことがあります。

それは、シーラントは治療ではなく予防なので、虫歯の歯には行えないということです。

虫歯の場合はしっかり治療をしてから行うようにします。

シーラントってよさそうだけど、お金はかからないの?

調べてみるとなかなかよさそうなシーラントですが、やっぱり治療の費用は気になります。

いいものだとしても、あんまり高いとなかなか手が出ないと思いますので…。

ただ、安心していいと思います。

シーラントは、6歳~12歳の子どもの場合、保険適用の対象になっているので、施術にかかる費用は1本500円程度です。

また、施術時間も1本につき15分程度でそんなに時間がかかりません。

息子は3歳ですが、私の住んでいる市では医療費の助成があるので、お金がかからずに済みました。

まとめ

3歳の子どもは、歯を磨くことがまだまだ未熟です。

また、親が歯磨きの仕上げをするのも、いずれなくなるかと思います。

その分、虫歯になるリスクは高まるわけで、その予防としてのシーラントはとてもいい予防策になると思いました。

奥歯と前歯といった形で、気になる箇所は活用してみるといいと思います。

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