通信教材のワンダーボックス。
ワンダーボックスは、ほかにはあまりないSTEAM教育型の通信教材ですが、これが中学受験対策になるのかどうか、今回はこれについて、学習塾講師25年経験した私の意見を紹介したいと思います。
ワンダーボックスについて、詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
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ワンダーボックスは中学受験対策に有効
まず、結論からいいますと、私個人的の意見としては、ワンダーボックスは中学受験対策に有効だと思います。
ワンダーボックス公式HP内に、以下のような記述があります。
学校の勉強や受験対策と同じ内容を直接的に扱うわけではありませんが、相乗効果があります。意欲や思考力が育つことで、学んだ知識・スキルを応用でき、全ての学びがより有意義なものとなります。
実際に、「思考力を引き出す」ことを目的に制作した私たちの教材「シンクシンク」が、結果として子どもたちのIQや学力を大きく伸ばしたことが、慶應義塾大学とJICAとの共同実証実験において、証明されています(シンクシンクの有料コースの内容はワンダーボックスに含まれています)。ワンダーボックス公式HPより引用
ワンダーボックスを制作しているワンダーラボという会社は、『世界じゅうの子どもが本来持っている知的なわくわくを引き出す』ということをミッションに掲げています。
ですので、中学受験をターゲットにワンダーボックスを制作しているわけではありません。
ですが、同時に考えたいのが中学受験の入試問題の特長です。
通常、中学受験をする場合は、学校の勉強とは別に中学受験用の勉強が必要になります。中学受験の入試問題は、通常小学校で学ぶ内容から逸脱しているため、中学受験専門塾に通塾したり、それ専門のプロの家庭教師に教わったりするなどの対策が不可欠です。
では、そういった中学受験を突破するために、専門の塾なり家庭教師なりを通じて学ぶ核となるものは何なのでしょうか。
ズバリ『思考力』です。
もちろん、各中学校の入試問題を研究して、毎年よく出ている出題傾向を踏まえて、そういった問題を大量に演習するなど、思考力のほかにテクニック的な対策も必要となりますが、その演習することにも『思考力』は必要です。
先ほどのワンダーボックス公式HPからの引用文のなかに
『意欲や思考力が育つことで、学んだ知識・スキルを応用でき、全ての学びがより有意義なものとなります』
とありますが、この『意欲や思考力が育つこと』という部分を、ワンダーボックスを活用することで身につけることができ、それが中学受験対策につながると私は考えます。
中学入試問題は簡単ではありません。
一問一答のようなふだんの学習とは別の、
が問われます。
このうちの『集中力や持続力』また『思考力』といった力をワンダーボックスを通じて身につけていくことが可能であると思っています。
4~10歳がワンダーボックスの対象年齢であることも重要
ワンダーボックスは、対象年齢が4歳から10歳となっていますが、私はこの点にも注目しています。
この時期にワンダーボックスを活用することが、中学受験へのハードルを突破しやすくなると考えます。
通常、小学4年生で10歳に到達します。そして中学受験を考える場合、多くのケースでこの小学4年から小学5年生で中学受験専門の学習塾に通塾する形になります。もちろんそれより以前に通塾される方もいらっしゃるかと思いますが、『本格的な中学受験の準備のスタート』は小学4年~5年生です。
そこで大切なのが、
この小学4年~5年生になる『前まで』の子ども達の状況です。
例えば、
などなど、実は『本格的な中学受験の準備前の状況』が非常に大事になっています。
いくらこれから頑張るとはいえ、それまでの素地がどの程度あるのかというのは、中学受験の合否を占ううえで非常に大きなウェイトを占めているのです。
ですので、本格的な準備の前段階で、ワンダーボックスを活用して、『意欲』や『集中力』や『持続力』『思考力』などを手に入れておくのが有効かと思います。
ワンダーボックス制作者は中学受験も研究している
ワンダーボックスを制作しているワンダーラボという会社は、中学受験をターゲットにワンダーボックスを制作しているわけではありませんが、中学受験にはしっかり注意を払っています。
そのことは、ワンダーラボ公式HP内にある、以下の記事からもうかがえます。
中学入試算数 良問大賞2022を発表。思考力の本質を問う中学入試算数の奥深さを発信。
この記事には、以下のような文章も書かれています。
ワンダーラボは2020年より、「中学入試算数 良問大賞」を独自に発表しています。ワンダーラボ代表の川島は、算数オリンピックの問題制作やベストセラー問題集「なぞぺ~」の制作を手がけてきた教材クリエイターであり、また多くの子どもたちの算数・数理的思考力の指導を行ってきた教育者でもあります。
本大賞が、1人でも多くの方に中学入試算数の奥深さ・美しさを知っていただいたり、子どもたちがいま以上に算数の楽しさを噛み締めながら学べる環境づくりについて考えるきっかけになれば幸いです。
ちなみにワンダーラボの代表の川島慶さんは、こんな方です。
学習塾「花まる学習会」で4歳から中学生まで、東京大学非常勤講師として大学生の指導を経験。国内児童養護施設のほか、フィリピン、カンボジアなどアジア各国で学習支援を実施。算数オリンピックの問題制作や、ベストセラー問題集「なぞぺ〜」の監修に携わる。2014年にワンダーラボ株式会社を創業、開発した思考力育成アプリ「シンクシンク」は世界150ヶ国200万ユーザー、「Google Play Awards」など受賞多数。2017年より三重県数学的思考力育成アドバイザー。東京大学大学院工学系研究科修了。
ワンダーボックスHPより引用
すごい方ですよね。
小さなころから算数の問題を解くのが大好きで、夢中で解いていたそうです。
ワンダーボックスを制作しているワンダーラボという会社について、くわしく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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10歳まではワンダーボックスを使って受験前準備を
いかがでしょうか。
私は、将来中学受験を考えているお子様に対して、ワンダーボックスを活用するのは大いに有効であると考えます。
ワンダーボックスは学校の予習・復習用の教材ではありませんので、一見するとこういった受験には不向きだと思われるかもしれませんが、実は奥が深く、非常に練られている教材なので、10歳まではワンダーボックスで思いっきり夢中で思考する訓練をしていくといいのではないかと思います。
我が家の長男(現在6歳小学1年生)は、今のところ中学受験をする予定はありませんが、もし将来そのようなことになったとしても、ワンダーボックスでそのための素地を作っているので、ある意味選択肢の幅を広げられているのではないかと思います。
ちなみに我が家の長男はワンダーボックスの取り組みがめちゃくちゃすごいことになっています。これについての記事はこちらにありますので、興味ある方はご覧ください。
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この記事がワンダーボックスを検討している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
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