息子の遠視、第4弾です。
遠視のお子さんがいる親御さんはぜひ、今までの記事も合わせてご覧ください。
メガネ生活を始めて半年ほどで矯正視力がどんどん改善!
3歳の息子は遠視です。
そのため、半年ほど前からメガネを使って視力矯正をしています。
子どもの視力は6歳くらいまでに完成してしまうと言われているので、それまでにしっかりと視力を上げていく必要があり、その方法がメガネによる視力矯正です。
先日、眼科で息子の視力チェックが行われました。
前回の記事『子どもの遠視についての大切な話③』でも紹介しましたが、前回のチェックで視力の改善が見られ、妻ともどもとても嬉しかったのですが、今回はさらに視力が改善していました!
矯正視力の当面の目標とされる1.0に早くも到達したのです!
やった!
お医者さんによれば、これからはこの視力を維持していけばいいそうです。
メガネをかければ誰でもすぐこのように改善していくわけではなく、改善が見られないようならばアイパッチ(視力の良い目につけて、視力が悪い目を強制的に使わせる方法)をすることもありえるなか、息子は見事目標を突破することができました。
その要因を私なりに紹介したいと思います。
遠視を改善するための秘策は、ズバリ読書!
以前の投稿で、息子がパズルが大好きで、それが遠視のほうの目をよく使うことにつながり、視力矯正につながったと書きましたが、それ以外にも息子が行っていたことがありました。
それは、読書です。
とはいっても息子はまだ3歳ですから、読書といっても自分で文字を読むわけではありません。
こちらが音読してあげて、それを目で追いかけるだけです。
ただ、そういった行為でも、息子の視力改善につながるような読書ツールがあります。
それは、ひとつは『おしりたんてい』シリーズの本と、もうひとつは『間違い探し』系の本です。
どこまでも使える本『おしりたんてい』シリーズ
息子はおしりたんていが大好きです。
テレビ番組も見ますが、本も大好きです。
書店で見つけて何冊か購入して読んでいます。
おしりたんていの本は、遠視の子どもの視力を改善させるのに非常に良い作りになっていると思います。
物語はおしりたんていが犯人を捜していく様子を書いていくのですが、その犯人捜しのカギを確認するために、何度も前のページに戻ったり、登場人物の本編とは違うちょっとしたトラブルが挿入されていたりして、たくさん目を働かせるような仕掛けがあります。
ほかにも、小さなおしりマークがページ内にいくつか隠されていて、それを見つけるような遊びもあって、息子はページいっぱいに目を光らせて探します。
こちらで『目を使ってね』と言わなくても、勝手に自分で視力改善トレーニングをしている感じです。
しかもその時は真剣そのもの。
やったことのあるものでも、何度も試して楽しみます。
ほとんどの子どもがおしりたんていは好きですから、これは遠視のお子さんがいるご家庭にはお勧めです。
間違い探しで右と左で絵を比べている間に勝手に視力が改善!
もうひとつのお勧め本は『間違い探し』の本です。
これは、読書という感じではないのですが、ページの見開きで左右に同じような絵が描かれていて、間違いをいくつか探すようなタイプの本です。
息子はこのタイプの本も大好きで、よく『パパ!間違い探ししようよ!』と、本を持って寄ってきます。
多くの本がレベル別に分かれていて、最初は易しめのものから、徐々に難しくなっていて、大人の私も一緒に楽しめてやれます。
右のページと左のページを見比べて、間違いを発見しようとする息子の様子はやはり真剣そのもの。
ここでも自然に視力改善トレーニングがされていると思います。
このタイプの本も遠視の改善トレーニングとしてお勧めです。
本の効果は他にも!
このような形で、息子の遠視の視力改善に役立っている本ですが、嬉しい副産物は他にもあります。
まずは、『文字の認識』です。
何度も読み聞かせていき、そのたびに夢中になっているわけですから、その過程で、だいたいのひらがなを理解するようになっています。
最近では、『これは漢字だから難しいよね~』などと話して、漢字とひらがなの区別もつき始めています。
また、『数字や色に対する理解』もかなり進みました。
まちがい探しでは、色の違いや数の違いが多く登場しますし、ちょっとわからない時に、『答え見よっか』と、100ページを超えるページ数へ本をめくったりしています。
その影響もあってか、先日息子は、『パパ、100の次って教えてあげよっか。101だよ!』と嬉しそうに話してくれました。
『すごいねえ!そんなに大きな数知ってるんだ!』と答えつつ、君の成長をこれからもサポートしていくよ、と誓いました。
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