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子供の遠視についての大切な話②

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子供の遠視についての続きです。

 

前回の記事はこちら。

子供の遠視についての大切な話①
今回は、ぜひ親御さんに知っておいてほしいことを書きます。それは子どもの『遠視』についてです。 子供が突然、遠視の宣告を受ける。 3歳の息子の右目のまぶたが少し赤かったので、眼科に連れて行きました。 そこで視力検査をしたとき...

息子が遠視になって、メガネをかけることになったので、私も7年ぶりにメガネを新しくしました。

 

上の写真は息子のメガネとのツーショットです。

遠視の息子がメガネをかけ始めて一週間がたちました。

息子が遠視の矯正治療のためにメガネをかけることになって一週間。

今のところ保育園などでメガネを外したりすることなく、過ごせているようです。

 

家でも基本的にはメガネをかけて生活してくれています。

ただ、時折愚図ったり機嫌が悪かったりすると、メガネを取って投げてしまったりします。

 

まあ、そんなときもあるのでしょうが、なかなか高価なメガネだってことは認識していないので、親としてはちょっとヒヤヒヤものです。

周りのみんなが『似合うじゃん!』

遠視の矯正のメガネレンズは凸レンズです。

これは、中央部分が周辺部分より厚いレンズで、かけると実際より目が大きくなったように見えます。

 

息子の場合ももちろんそうで、最初にかけたときは、目が大きくなるなあという印象がありました。

 

ただ、保育園やプレ幼稚園の先生方や、息子の知り合いのママ友がみんな、息子のメガネを『似合うね!』と言ってくれて、私も日々メガネの息子を見ていくなかで、それに慣れてきて、一週間経った今、違和感がなくなっています。

だけど、子供はとっても繊細だと痛感した日

ただ、メガネをかけて初めて外出した日、いつもと違う息子の言葉がありました。

 

その日はプレ幼稚園で、私が息子を連れて、自宅から5分ほどの幼稚園に向かって歩いていました。

 

曜日の感覚がまだない息子は、朝出かける前に「今日は何の日?」とよく聞きます。

 

「幼稚園の日だよ」とか「保育園だよ」「お買い物に行くんだよ」などと答えると「そっかあ」と返事が返ってくるのが常なのですが、その日は少し違いました。

 

着替えをしているとき、いつものように「今日は何の日?」という息子に対して「幼稚園だよ」と答えると、息子は「幼稚園行きたくない」と言いました。

 

「なんで?幼稚園楽しいよ」と私が言って、また着替えをしたり準備を続けるのですが、その後何度か息子は「幼稚園行きたくない」とつぶやきました。

そして二人で手をつないで登校している最中にも息子がポツリと「幼稚園行きたくない」と言うのです。

 

私の顔を見るわけでもなく、目線を地面に落としつつ、ポツリと。先ほどから何度も息子がそう言うので私は「なんで?」と聞き返しました。

 

すると息子は「かわいくないから」と答えました。

私はドキッとして、その場で「そんなことないよ、〇〇さんかわいいでしょ?」と、息子の話をわざと違う意味で解釈して進めていきました。

 

息子は私の返答には答えず、ただ歩き続けていました

真相はわかりませんが、おそらくは、息子が「かわいくない」と言ったのは、息子自らのことを指していたのではないかと思います。

 

メガネをかけて初めて鏡に映った自分を見たとき、息子は笑顔になることはありませんでした。

 

きっと、自分の顔に今までにないメガネのフレームが映り、また凸レンズによって右目だけ少し大きくなった自分の顔に違和感を感じたのでしょう。

 

きっと私が感じた最初の違和感と同じように、ちゃんと自分の変化を感じ取ったのだと思います。

 

手をつなぎながら、私はとても切なくなりました。

と同時に、今まで以上に息子が笑顔になるように頑張りたいと思いました。

これから息子と一緒にメガネライフ

そんな経緯もあって、私も新しいメガネを購入することにしました。

私は強度の近視なので、息子と逆でメガネをかけると少し目が小さくなります。

数年ぶりの新しいメガネなので、度数も強くなっており、今までよりもより目が小さく映ります。

 

新しいメガネが出来て最初に息子の前でメガネをかけ、『パパも君と一緒のメガネになったよ!』とテンション高く言ったのですが、息子の返しはイマイチでした…。

トホホ…。

きっと息子は私のメガネ姿を『そんなに似合ってない』と思っているのかもしれません。

でも、それでもいいんです。

息子と同じように、このメガネ姿もすぐに慣れてくるでしょうし、私がメガネをかけることで、息子もきちんとメガネをかけてくれるのならば、それが一番ですから。

 

遠視メガネをかけるようになって一週間の間に、息子が好きな歌をわざと歌詞を変えて歌ってみたり、一緒にお風呂でいつも以上に悪ふざけをしたりして、気づけばメガネをかけていても変わらず笑っている息子がいます。

 

良かった!ちょっと大きな目に見える小さな息子と、ちょっと小さな目に見える大きなパパで、これから一緒にメガネライフを楽しんでいくつもりです。

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