ホーム»育児»情報共有» 幼児に絵本の読み聞かせをするときの私なりのポイントを紹介します
a

幼児に絵本の読み聞かせをするときの私なりのポイントを紹介します

情報共有
スポンサーリンク
スポンサーリンク

絵本の読み聞かせが良いということはよく聞きますよね。

長年学習塾の講師をしてきたなかで、いわゆる『読解力』がある生徒や、国語の文章問題が得意な生徒を見てきました。そしてそういった生徒の多くが、幼少期での絵本の読み聞かせがきっかけとなって本好きになっていた経緯があります。

そんなこともあり、我が子の育児においても、絵本の読み聞かせをします。とはいえ、本好きの子どもにするためには、読み聞かせを習慣化して、日常の一部に取り込むくらいしなければいけないようで、我が家ではそこまでは正直とてもできておりません。ただ、子どもが本を読んでほしいと持ってきたときに、楽しく読んであげることで、本が楽しいって子どもが思ってもらえるよう、多少の工夫はしておりますので、今回はそれを紹介したいと思います。

親も楽しい読み聞かせ『3びきのこぶた』

8月に3歳になる次男に『3びきのこぶた』を読み聞かせしている動画です。

なぜか冒頭と最後は『バーカ』です(汗)。

この動画をもとに、私なりの読み聞かせのポイントを書いていこうと思います。

何度も読んでほしいという幼児の欲求をうまく活用する

一番大切なポイントが『何度も読んでほしい』という幼児の欲求を活用することだと思っています。

大人の読書と幼児への絵本の読み聞かせの違いは、この『反復を求めること』だと思います。一度読んだあとにすぐ、「もう一回」とせがむこともありますよね?その欲を利用しない手はないと思います。

ですので私は、

①最初の読み聞かせはふつうに読む(イラストは色々注目)

まずはじめて読み聞かせをする場合は、基本的には絵本どおりに朗読します。ただ、イラストには注目して、子どもがそのとき興味を持っているものならばじっくり触れますし、色や大きさ、また効果音などをつけてイラストに注目して一緒に楽しみます。幼児の能力がすごいなあと関心することのひとつなのですが、こういった初めて読んだときの脱線内容をのちのちまできわめて細やかに記憶していたりします。
ここでいろいろイラストをいじったりしておくと、今後の読み聞かせに広がりが生まれます。

②2回目以降は、ページをめくる前に次の展開を聞く

2回目以降の読み聞かせは、ストーリーの内容の次の展開を聞いたりします。「はい」「いいえ」で答えられる2択の質問をしたり、ページをめくる前に、次の展開を聞いてみたりして、子どもの物語に対する内容の理解度に合わせて質問しながら読み進めます。

今回の動画では、3びきのこぶたの3びき目のこぶたの服の色を聞いたり、れんがの家を吹き飛ばせなかったあと、オオカミは何をしたのかとか、結構細かいことも聞いたりして楽しみます。

ときに子どもに内容をリードしてもらったりします。何度も読み聞かせしてもらって内容を覚えているので、楽しそうに(ときに興奮気味で)次の内容を教えてくれたりします。

③物語の内容を通して、良心も育てていく

昔話の多くは、勧善懲悪ものも多く、その分物語の前半では、登場人物が苦い体験をしたりします。そのときの心情に寄り添ったり、そういう状況を作っている当事者に対して怒りの感情を抱いたり(我が家の次男はこういう登場人物に対して『パンチする!』と攻撃的な一面も見せたりします。ちょっと怖いですが、それだけ登場人物に対する理解が深まっているからこそだとも思っています)と、物語の内容理解を通じて良心が育っていきます。

読み聞かせに使いやすい絵本について

以上のことをふまえて、私は子どもに読み聞かせをしています。

昔話はたいてい上記で書いたものを含んでいることが多いので、そういう絵本を好んで読み聞かせするようにしています。

具体的には

『ももたろう』『うらしまたろう』『うさぎとかめ』『したきりすずめ』『つるのおんがえし』『ピノキオ』などを選んで読み聞かせしています。

絵本を届けてもらえるサービスもあるので、それを使うのもいいかもしれませんね。

アイキャッチ画像 https://unsplash.com/es/@rruprrup?utm_source=unsplash&utm_medium=referral&utm_content=creditCopyText

コメント

タイトルとURLをコピーしました