ホーム»育児»情報共有» 子育てとユーモアについて考える
a

子育てとユーモアについて考える

情報共有
スポンサーリンク
スポンサーリンク

先日、Facebookにこんな写真をメッセージを投稿しました。

午前中にワクチンを打ったら、

午後になって打った腕が重い。

なんとなく横になって目を閉じてたら、

いつのまにか眠ってしまったようで、

腕はなお重くて痛い。

副反応か・・・。

でも目覚めてから知った一枚の写真で

その原因が分かりました。

幸せの副反応でした。

 

深刻なコロナ禍が続く毎日ですが、

妻がとってもほっこりする写真を撮ってくれたので、

そのほっこりとした気持ちを共有したいと思い、

ユーモアを交えて文章にして投稿しました。

ユーモアを交えるとは

私はユーモアを交えることが好きです。

お笑いも好きで、ネタ番組などは何度も見たりします。

学習塾講師時代、授業の冒頭や生徒が一息つきたそうなとき、ユーモアを交えた雑談をして生徒の笑顔を誘ったりしていました。雑談と書きましたが、パッと浮かんだことを話すばかりでなく、授業準備の段階で、その日の授業の展開を踏まえて、テーマも合わせて話すようにするなど、その準備は簡単なものではありませんでした。しかも時々すべることもありましたし…。

ただ、それでもユーモアを交えることが好きです。

講師の研修や保護者面談、また保護者説明会や、もう少し大きな規模の講演会登壇の時であっても、やはりユーモアは私にとってかなり重要な要素になっていると思います。

ではなぜ、私はユーモアを交えるのか?

先ほどのFacebookの投稿を振り返りながら改めて考えてみると、面白いところに帰結しました。

ユーモアの目的とは何か

ウィキペディアでユーモアを調べると『人を和ませるようなおかしみのこと』とありました。

確かに先ほどの投稿も、ユーモアの定義通りの目的で投稿していたと思います。

ではなぜ、わざわざ『人を和ませる』ことをするのか。

私はその目的とはズバリ、『効果性』だと思いました。

ユーモアと効果性

ユーモアの目的が効果性と聞くと、何か結びつきがあまりないように思うかもしれません。

しかしこう考えたらどうでしょうか。

ユーモアの目的は『人を和ませること』

では、その『人を和ませること』が効果性とどう結びつくのか。

例えば先ほどの塾の授業の例で考えると

チャイムが鳴って授業開始と同時に、ガッツリ授業内容の本編に突入する授業と

雑談を交えて生徒の心を和ませて、授業内容に移行するのと

どちらが学習するうえで効果的でしょうか。

もちろんガッツリ本番突入だよ、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

私は後者のほうが効果的だと思っています。

なぜか。

それは、相手(この場合授業を受ける生徒)の心がこちらに向いていた状況のほうが、授業内容が伝わると思うからです。

ユーモアは心を開ける手段

私は研修などで講師によく、心について話すときに、

心が『閉じている』・『開いている』という表現を使っていました。

心は形のないものですが、それが『閉じているか』『開いているか』は、何かにたとえるとイメージしやすいかと思います。例えば『口』をイメージしてもいいです。

さて、この心(口のイメージでいいです)が、閉じているのと開いているのでは、何かを投げたいときに、どちらのほうがうまく入るでしょうか。

考えるまでもなく『開いている』ほうですよね。

そうです、『開いている』ほうが『入りやすい』のです。

個のシンプルな理由こそが、

ユーモア=効果性なのです。

ユーモアの定義の『人を和ませる』とは、言い換えると『人の心を開かせる』なのかもしれません。

先ほど例に挙げた、私がユーモアを交える場面

講師の研修や保護者面談、保護者説明会、大きな規模の講演会

これらもすべて相手に心を開いてもらうことによって、こちらの投げるものが入りやすくしたいという『効果性』に基づいているんだと、改めて思いました。

冒頭に紹介したFacebookの投稿も、

ほっこりしたという気持ちを見ていただく方と共有したいという目的をより効果的に達成するために、見てもらおうとしている人の心を開かせるという手法としてユーモアを交えていたんだと思います。

ユーモアを活用していきたい

こう考えていくと、コミュニケーションをとる無数の場面において、ユーモアというのは効果的であるのかもしれません。心が開いていたほうが良い場面、無数に存在しますよね。もちろん、目的は心を開いてもらうことなので、度が過ぎると逆効果ですが…。

子育てにおいてもそんなユーモアを活用したいところです。

2歳の次男におむつを替えようと提案すると、今の次男は間違いなく逃げます。

そんなときに、イラっとするのではなく、

なんとかユーモアの力で次男を引き寄せるよう知恵を絞る

例えば

次男が好きなぬいぐるみやフィギュアにおむつをはかせてみるとか(これは興味を持ってこちらに寄ってきました)

そのおむつにちょっとマジックで目と口を書いてみるとか(これは今思いつきましたが、興味を示しそうです)

子どもの心を開くための工夫をなんとかあれこれ考えて実践してみることで、

難題が少し和らぐようにも思います。

子育ては知恵や創造の連続です。

その一瞬一瞬が一期一会であることは紛れもない事実なので、

その瞬間を大事にして、子どもの心を開き、投げるべきボールを届けたいと思います。

写真左は面白メガネをつける長男

写真右はヘアピンをつける次男

ユーモアたっぷりの兄弟デス。

コメント

タイトルとURLをコピーしました