3歳の息子はまだまだあとかたづけが苦手デス…。
苦手というか、実際あとかたづけの概念を持ち合わせていないので、かたづけるという視点がゼロです。
以前紹介したかたづけの方法以外にも、かたづけることのラインナップを増やしていく必要があると思ったので、今回チャレンジしてうまくいった第2のかたづけ作戦を紹介します。
以前紹介したあとかたづけの方法の紹介、くわしくはこちら。
息子が興味を持っているものの棚卸し
好きになるととことんつきつめる息子なので、彼の心にヒットする何かがあれば、きっとそれがかたづけにも活用できるはずと思い、息子の好きなことをいろいろ考えました。
「おしりたんてい」、「パズル」、「アンパンマン」、「ピタゴラスイッチ」、「動物」、「You-Tube」、「アイス」、「プリン」、「パンケーキ」……。
ダメだ、これじゃあ単純に好きなもので、『かたづけ』と繋げられない。
もう少し、何かないかな?と私は思考を続けます。
「本を読むこと」、「ひらがなを読むこと」、「しりとり」、「数を数えること」、「簡単な足し算」…。
ん?んん?「数を数えること」??
これで行けるんじゃないか!?
ひとつ私の頭にひらめきました。
数を数えることができるならば…。息子よ、これはどうだっ!
ひとつ作戦がひらめいた次の日の朝、さっそく息子に試そうと思いました。
昨夜遊んだままになっている息子お手製のピタゴラスイッチの残骸と、さっきまで一緒に遊んでいたままごとセットが散在しているところに、私が持って行ったのは、ズバリ
キッチンタイマーです。
まず最初に、キッチンタイマーの使い方を息子に見せました。
私「ねえねえ、これをこう押すとさ、ほら、ピピってなるでしょ」
息子「うん、何すんのパパ」
私「これでね、ここを押すと、ピッピって数字が減ってくんだよ」
息子「うん」
私「じゃあさ、この数字がゼロになっちゃう前に、これ、しまえる?」そう言って、ままごとセットを指さします。
息子「うん。やろう!」
私「よし、じゃあ行くよ。スタート!」
息子は急いでままごとセットをかたづけ始めました。
やりながら、「間に合わないよお」とつぶやいたりしましたが、私は彼がかたづけを終えられるのに十分な時間をタイマーでセットしておいたので、残り6秒で息子はかたづけを終えました。
私「お~!かたづいたねえ。すごいじゃん!イエーイ!」
息子は笑顔で私とハイタッチしました。
次に、すぐそばにあるピタゴラスイッチの残骸もかたづけしようか、と言うと、息子はうなづいて私を見ます。
よし、じゃあこれは…とタイマーの秒数をセットして、よ~い、スタート!
息子は急いで、でも楽しそうにかたづけを始めました。
適度な刺激は人を活性化させる
今回の作戦がうまくいったのは、数を数えることができるようになった息子に、少しだけ新たな世界を見せたことのように思います。
日頃、息子が数を数えることはよくあるのですが、カウントダウンのように、大きな数字から小さな数字に数えることはありませんでした。
私や妻が息子に何かさせるとき、カウントダウンで促したりすることはあったので、それ(カウントダウン)を認識はしているのですが、自分でカウントダウンをすることは当然まだできません。
そんな息子なので、彼がカウントダウンしなくても、何かでそれを代用したら、興味を示すのではないかと思って、ひらめいたのがキッチンタイマーでした。
多分これなら息子にヒットするのではないかと思い、試したところ、うまくいきました。
息子のような子どもに限らず、適度な刺激というのは、人の活動を活性化させると日々感じていましたので、その視点の応用が今回の作戦につながったのだと思います。
かたづけでお困りの方、ぜひ試してみてください。
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