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2歳、3歳児の子どもがあとかたづけをするようになる方法!① ~大きな失敗からのスタート~

問題解決
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今回はあとかたづけについて書きます。

私の大きな失敗も同時に書きます。

はじめに

我が息子は3歳ながら、あとかたづけがほとんどできません。

ママは時折息子にあとかたづけをさせて寝かしつけたりするのですが、私はこれまでほとんどノーアプローチでした。

 

私としては、あとかたづけ以前に歯磨きや食事や着替えなどで手こずることが多かったので、あとかたづけにまで手が回らなかったというのが、正直なところです。

 

リビングがおもちゃや本であふれたら、出来るときに私が自分で片づけるという対応をしてきました。

ただ、このあとかたづけは、歯磨きや食事などとならんで、私達親を苦しめる難題のひとつだと思いますし、しつけの面でも大切な分野になると思います。

 

誕生日やクリスマスなどで、新しいおもちゃが増えていくなかで、いよいよかたづけにも着手しなければならないなあと思っていた、そんな日にある出来事が起こりました。

おもちゃにぶつかって息子が…

ママが緊急事態とのことで私の仕事場に電話をかけてきました。

夜の10時を過ぎたころでした。

「最悪なことが起こった」とママは言いました。

話を聞いてみると、ママが洗い物をしているわずかな時間に、息子がおもちゃに激突して、口から出血しながら号泣していて、そしてその衝突の衝撃で前歯が抜けてしまったというのです。

ママはその瞬間を見たわけではないので、泣いている息子に話を聞いてそれを私に伝えているのですが、いずれにせよ前歯が抜けてしまったので、調べあげて深夜までやっている歯医者にこれから行くのでついてきてほしいという内容でした。

電話口のママもひどく動揺していて、事の重大さが伝わってきました。

かたづけようか迷ったおもちゃだった

歯医者で診察してもらうと、抜けてしまった歯をもう一度つけるのは難しいとのことでした。

 

抜けたのは乳歯なので、永久歯がいずれ生えてくるので、そんなに深刻にならなくてもいいというような様子で、歯医者さんは話をしていました。

 

調べてみると、息子ぐらいの年齢で、歯が折れたり抜けたりするケースは少なくないようでした。とはいえ、ママも私も少なからずショックを受けました。

 

息子の奇麗な白い歯が一本、なくなってしまったのですから…。

息子自身はケロッとしていて、歯医者に行くころには痛みもなくなっているようで、いつもの息子の感じでした。

ただ、私には大きな後悔が残りました。

それは、息子が歯をぶつけたおもちゃは、私が前日の夜リビングにいたときに、かたづけようか迷って、そのままにしていたおもちゃだったからです。

 

もしあのとき、私がかたづけていれば…と心のなかで思いました。

きっと息子は、おもちゃの山のなかでひとり遊んでいて、移動しようとしたときに、おもちゃにつまずきおもちゃにぶつかり、前歯をなくしたんだ…私はそう思いました。

かたづけのしつけをスタートさせる

歯医者に行った翌日、仕事が休みだった私は、いつもの休みのように息子とたくさん遊んで過ごしました。

 

息子も楽しそうにたくさん笑ってくれました。

ただ違うのは、笑ったとき、昨日まであった息子の前歯が一本ないことでした…。

遠視の息子はメガネをかけています。

そして今前歯が一本ない状態になりました

次の春から幼稚園に通うことになるので、そこでこれらのことについて、同じクラスメイトから何か言われたりするのかもしれない…と、親として自然にそういった不安が沸き起こってきました。

 

そんな気持ちになる私の目の前で、息子は私にいつもと同じように笑いかけます。

パパと一緒に遊べるのが楽しい、嬉しいといっぱいの笑顔を見せてくれます。

それを見て私は思いました。

後悔してもしょうがない、この息子を親としてしっかり守っていこう、そしてかたづけのしつけを始めようと。

いたずらっ子魂を活用して

かたづけのしつけをスタートさせました。

最初はやはり、いたずら好きな息子の性格を利用した作戦です。

かたづけてほしい積み木のおもちゃがあったので、

私「積み木を箱にかたづけてね。でも(積み木のすぐそばにある食パンマンのキーホルダーを指さしながら)、これは積み木じゃないから箱に入れないでよぉ、絶対

息子「うん、わかった。じゃあパパ寝てて」(息子は私の手助けなしで自分で何かしたいときに、私によく『寝てて』と言います)

私「わかった」(寝たふりをして目を閉じます)

息子が積み木を箱に入れている音が聞こえてきました。

食パンマンのキーホルダーを奥のほうに入れようとしているらしく、何度か入れなおしているようでした。

息子「できたよ!」

私「すごいじゃん!…あれ?食パンマンがいないぞ?ねえ、食パンマンは箱に入れてないよね?」

息子「(にやけながら)うん」

私「ホントに?」

息子「(にやけて)うん」

箱の中をチェックしていくと、一番下のところに、食パンマンが隠れていました。

私「ほらあ、食パンマンがいたよ~!パパは『入れないで』って言ったでしょ~」

息子「(笑いながら)そっかぁ。もう一回」

私「じゃあ、今度は入れないで片づけてよ」

息子「うん。じゃあパパ寝てて」

目を閉じるとまた積み木を箱に入れている音が聞こえてきます。

見えないけれど、きっと息子は微笑みながら積み木と一緒に食パンマンを箱に入れていると思います。

 

できるじゃん、今までごめんねと目を閉じながら思いました。

これからあとかたづけ、頑張ろうと思います。

 

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