分数に興味を示す瞬間を逃さない
それは、家族で朝食を食べているある朝、突然始まりました。
食パンをトーストして、りんごジャムを塗って長男のテーブルに置くと、
『パパ、大きいから切って』と言われました。
確かに4歳の口には大きいかもと思い、ナイフで4等分して再び長男へ。
10分程経過して、妻が『パンもっと食べなさい。4分の1しか食べてないじゃん」と伝えると
長男が反応し『4分の1ってなあに?』
次の瞬間私は、以前紹介したアンパンマン落書きボードを手に取り、こんなイラストを描いて息子に4分の1について説明をしました。
アンパンマン落書きボードについての記事はこちら。
長男のリアクションがまずまずだったので、
引き続き
これらを描いて、2分の1、4分の1、3分の1など、次々分数のイラストを描いては長男に答えさせました。(写真では分数の答えが書かれていますが、実際に行ったときにはイラストのみ描きました)
そしてそのあと
このイラストを描いて長男に答えさせました。
長男は見事『4分の2』と答えました。
妻と私はそれに驚き、すごいねえ!と褒めました。
長男は見事に算数の分数の勉強をスタートさせました。
興味が続いているときは、勉強を続けたいとき
そのあと私はそのボードに
と書きました。
すると長男は『まだ~』と答えます。
これは、と思い私は
などといった形で次々とボードにイラストを描き(実際はもっとたくさん描いたと思います)
長男に答えさせました。
時折ボードには『もうおわり』と書いたりして、彼の意欲を確認しながらやりました。
ところが長男は一度も『もういい』とは言わずに、
結局4分の4まで、分数の表現をすらすらといえるようになりました。
そして新しく分数のことを知れてとても満ち足りた表情をしていました。
算数の勉強は生活のなかにたくさんある
今回の気づきは、子どもの学びの機会は、突然やってくるということと算数の勉強は、そんな子どもの日常生活にたくさん存在するということです。
そしてその機会が、学びの絶好のチャンスならば、まさに『鉄は熱いうちに打て』のようにどんどん学ばせてあげたいと思いました。
彼らの興味や好奇心のパワーはすさまじく、親としてこのパワーをいかに活用できるかが、大切でもあり、また楽しくもあると感じました。
これから実生活のなかで、今日の分数のことを踏まえて、いろいろ教えていけそうなので、楽しみです。
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