赤ちゃんのモンスターっぷりは様々ありますが、そのなかでもダントツに破壊力があるのは、『赤ちゃんが寝ないこと』ではないでしょうか。
特に2~3か月の赤ちゃんがかなり手ごわい…。
『おっぱいのんで、ねんねして、抱っこしておんぶしてまた明日♪』のようには全くいきません。
我が家の次男(もうすぐ3か月)もそうでした。
おっぱいあげても、ミルクあげても、抱っこしても全くダメ…。
全然寝かしつけがうまくいきません…。
妻も私も疲れ切って、寝不足が続く日々…。
これでは身がもたないと思い、なんとかこの悪循環を脱却しなくてはと試行錯誤の末、やっと簡単な寝かしつけの方法を見つけました。
全ての赤ちゃんに効果的かどうかは分かりませんが、我が家では現状ベストと思われるその方法をご紹介しますので、赤ちゃんが寝なくてお困りの方、ぜひ試してみてください。
2~3か月の赤ちゃんが全然寝てくれない
赤ちゃんが夜なかなか寝てくれないことによって、妻も私も毎日寝不足でつらい日々…。
私が仕事から帰宅するのが午後11時すぎ。
妻はその間ほぼ次男につきっきりで寝かしつけようとしているのに、寝ない。
帰宅した私が引き継ぎ、あれこれと奮闘して
次男が寝付いてくれるのは、だいたい午前1時半。
これでもグッタリなのに、それが時折2時になり、とうとう2時半に…。
4歳の長男は夜9時過ぎには寝ていて、朝6時半くらいには起きてくるので、睡眠時間が4時間ほどになってしまう日も多くありました。
ケースによっては、帰宅後も仕事を続けなければいけない時もあり、泣き叫ぶ次男を放置したまま仕事をしようとした夜もありました…。
寝かしつけたあとも、朝まで眠ってくれるわけではないので、3時4時といった早朝に、妻がグッタリしながら母乳をあげ、彼女の睡眠時間も削られ続ける日々…。
そんな日々が続き、次男も生後3か月を過ぎる頃なのに、まったく改善される気配がない。
ある夜、私は次男を抱きながらこのままではホントに身がもたないと思い、赤ちゃんを寝かしつけるノウハウを見つけることに真剣に挑戦しようと思いました。
寝かしつけ方法を発見するために機嫌の良い悪いを見極める
まず私は、ふだんの次男の機嫌について『よくなる(もしくは泣き止む)とき』と『悪くなる(もしくは泣き出す)とき』をリストアップしました。
・車に乗って走っているとき(信号待ちで車が止まると泣き出すので、走っていると〇)
・脇から持って垂直に立たせるように抱っこしているとき(少し揺らすと目がトロンとなるときあり)
・腕のなかで寝たので、そぉ~っとベッドに寝かせたとき(次の瞬間に目を覚まして泣き出す、いわゆる背中スイッチってやつです)
・おっぱいやミルクがうまく飲めないとき(あせればあせるほど上手に飲めなくなって悪循環で号泣したりします)
・哺乳瓶のミルクがなくなって、瓶を口からはなしたとき(それに気づくと鼻をフガフガさせながらヒステリックに泣き出します)
大きな発見!寝かしつけの意外な方法!
このリストアップをしているとき、私には大きな気づきがありました。
それは、
ということでした。
妻も私も、次男が寝なくて困っていたのですが、
より正確に言うならば、
『次男が寝ないで泣き続けているため、妻も私も寝られなくて困っていた』のです。
つまり、次男が妻と私の手を離れたところでも泣かないでいてくれれば、機嫌がよい状況でいさえすれば、
勝手に次男が眠りにつくはず。
だから、何も、妻や私が、寝かしつける技術を求める必要はなかったのです。
機嫌がよい状況を作ることこそが、寝かしつけのポイント
この気づきのあと、私は次男が機嫌がよくなる状況を作ることに専念しようと思いました。
頭のなかで想像し、答えを導きだそうとしました。
つまり、『結果として』眠りにつくような環境を作ることが、寝かしつけのポイントであると思ったのです。
我が家の【結果的】寝かしつけの方法!その①
『ミルクがあって余は満足じゃ』作戦
これは、ミルクを飲ませながら、結果的に眠ってもらう作戦です。
ミルクを飲ませ、その終盤で一度ミルクを口から外し(このときは少し泣いちゃいます)、赤ちゃんを寝かす場所に移動させ、再びミルクをあげます。このとき、普段より枕の位置を高くするなどして、吐いたりしないように注意します。これをするのは、背中の接触の移動がもっとも起きやすい傾向にあったので、それを避けるためです。
それから、ミルクを飲みほしても、口の動きが止まるまではミルクを口から外さないようにします。(チューチュー音が鳴るのと、実際は飲めていないからかわいそうに思うかもしれませんが、気にしないようにします)
そのうち、目がトロンとしだし、口の動きがとまります。そして口の動きが止まって少ししたら、そぉっと口から哺乳瓶を外します。
これは、哺乳瓶を支えるのを、こちらがやる必要がありますが、これによって次男は前よりずっとスムーズに眠ってくれます。
我が家の【結果的】寝かしつけの方法!その②
『ママのお腹にいるようで余は満足じゃ』作戦
これは、今まで考えてきたことをうまく生かして発見した方法です。
その発見までのプロセスは以下の通りです。
①チャイルドシートのせると比較的機嫌がいい。あの角度がいいのか?
②いわゆる背中スイッチも、背中にスイッチがあるんじゃなくて、背中を伸ばすのが嫌だからなんじゃないか?
だから座椅子だといいんじゃないか?
③なんで背中が曲がっていたほうがいいんだ?ん?ママのお腹にいたとき、背中を伸ばしていたことって、ほとんどないんじゃないか?
④じゃあ、ママのお腹のなかにいたくらいの角度に座椅子を曲げて、そこにうまく座らせたら機嫌がよくなるんじゃないか?
ということで、座椅子の角度を変えて、うまく座らせて機嫌をよくさせます。
そしてその後ウトウトし出すのを待ちます。
眠りについたら、座椅子の角度をさらに変えて、ベッドに寝ているのに近い状態にします。
こちらのほうは、角度をつけた座椅子に座らせたらおしまいです。
座椅子は立体感があって弾力のあるもので、赤ちゃんがすっぽり入るようなものである必要はあるかと思いますが、この方法で、寝かしつけることなく、次男が寝ることに成功しています。
寝かしつけが簡単になったら得られるもうひとつのこと
赤ちゃんが眠らなくて、泣いてしまって困っている方へ
うまくいくかどうかは分かりませんが、ぜひ試してみてください。
まっすぐに赤ちゃんに注がれるママの笑顔が何より一番赤ちゃんにとって必要なものだと思いますので、ひとりでも多くの方が、そんな笑顔になってくれることを願っています。
赤ちゃんのために
ママが笑顔になってくださいね。
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