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ある朝の幸せな風景

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初夏を感じさせる日の朝10時

妻が息子を連れて、週に一度のプレ幼稚園に出かける

指定の体操着を着て、大好きな機関車トーマスの帽子を被った息子が

玄関の扉を開け、妻と手を繋いで階段を降りて行く

妻は片手に日傘を差しながら

息子は時折ジャンプしながら

階段を降りきったところで一度止まり

妻は左右の道路確認をする

息子はそのときじっとしている

安全確認後、道路を渡る二人

ちょっと小走りで渡る

繋いだ手は離さずに

道路を横断すると、妻は車道側を歩く

息子は時折スキップしながら(といってもまだできてないが)歩く

妻がこちらを振り向くと、息子も振り向く

私に手を振る息子

それに応えて手を振る

再び前を向き歩き出す二人

妻は車道側を歩き、

息子は道路の白線を見ながら、その上を歩く

きっと息子は白線を踏みながら、ブツブツ言って歩いている

きっと妻はそんな息子に、前を向いてと声をかけている

徐々に小さくなっていく二人

もう一度振り向くかな、と思い

視線を送る私

その先に見える二人は、

振り向くどころか突然走り出す

もう振り向かないと分かる でも

家族である幸せを感じる

 

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