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長男のためのオリジナル教材を作ったことで思うこと

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子供のひらがなの書き順を直す教材を自分で作ってみました。

5歳8か月の長男は、最近は文脈をくみ取って漢字交じりの文を読んだりしています。ひらがなとカタカナは書くことができる状態にありますが、問題なのはその書き順です。正しい書き順で書いていないので、直そうとすると怒ってしまいます。

他のお子さんはどうなのかなあと調べてみると、子供のひらがなに関する困りごとの第1位が、この「書き順」問題であると言われています。

参照した記事はこちら。

みんな子どものひらがなどうしてる?困ったことランキングと対応方法|こどもちゃれんじ子育てコラム|ベネッセコーポレーション
お子さまにひらがな(書き)を教えた経験のあるおうちのかたのほとんどが、教える中で困ったことがあった、と回答しています。書き順をはじめとした困ったことランキングや、その対処方法をご紹介します。

この記事によれば、書き順の矯正はそんなに焦らなくても大丈夫とあります。が、ベネッセの教材がなければ放置というのもなんなので…

自分でひらがな書き順を直す教材を作っちゃいました。

その名も『ひらがなかきじゅんマスター』です。

今回はこの教材の使い方を紹介します。基本的に長男や次男用に作ったのですが、もしニーズがあればということで、メルカリに出品しています。ですので、商品説明のような形で以下に書いていきます。

『ひらがなかきじゅんマスター』使用方法

・右と左で同じひらがなをセットで1枚にして、ラミネート加工しました。角は丸くカットされているので子供も安心して使えます。

・はじめてひらがなを教わる場合は、子供と一緒に指でなぞりながら、番号に沿って書き順を認識させるといいと思います。セットになっているほうの左側を全て正しい書き順のものにしました。5歳の長男は、ひらがな自体は書けますが、書き順が曖昧だったので、一緒に正しいほうを教えて(左側だね)、なぞらせたりしました。(写真①)

・裏側には写真②のように、おさえるポイントを明記しました。それを参考に書き順をマスターしていきます。「たてとよこが重なる場合は、基本は横から」とか「上と下では基本上から」とか、大まかなルールを学ぶようにして、ひらがなであれども体系だっているということを徐々に学ばせました。うちの長男も、何文字か学んだあとには「縦と横で重なる場合は、横が先だから~」と自分で説明しながら、書き順を確認するようになっていました。

・「せ」や「ね」のように、基本の書き順と異なるケースについては、より注意できるように解説を書いて、特に注意するようにしました。(写真③)

・最初に学んだときに、答え合わせと同時にシールを貼ることで、より主体的に学べるように工夫しました。指先を使うことで手先を器用に使う体験もできます。(写真④)

・より確実に書き順をマスターさせるためのさらなるトレーニングとして、右左セットになっているカードを真ん中で切って、穴あきパンチで穴をあけ、単語カードのようにしてランダムにして使い、練習ツールとしても活用するようにしました。(写真⑤)

教材を作るときに思ったこと

教材を作るとき、5歳の長男のことを思い浮かべながら作りました。

同時に、学習塾の講師時代の経験を踏まえて、どうしたら活用できるかに注目して作りました。

今回、たったひとつ教材を作っただけですが、このひらがなかきじゅんマスターを作り上げたことで、教えたり、また作ったりするときに軸にしていきたいことが2点生まれました。

1つは、

学びのプロセスに学ぶ側の創作(創造)をいれる

これによって、学ぶ側の主体性が促されると思いました。今回の教材でいうならば、途中でカードを2つに切るという行為です(写真⑤)。ひらがなを知っていて書き順のみ理解していないのであれば、いきなり切ってもいいかと思います。どちらにしても大事なのは、その行為を子供にさせるということです。学習を受け身にさせないためにも、学習コンテンツを作成する上で不可欠だと考えて作成したいと思いました。

もうひとつは

フィニッシュ(できたこと)はしっかり実感させる

この目的は子供の自信貯金です。どんなことであっても、子供が今までできていなかったこと(やっていなかったこと)ができるようになった(できるようになった)その瞬間を、しっかりラベリングして(しっかり記憶に残るようにして)小さな自信貯金をさせるといいと思います。今回の教材でいうならば、だいせいかいとざんねんのシールを貼ることです。そしてその自信貯金の出来事は、できるだけ親(や先生)も一緒に共有し、しっかり記憶しておくべきものだと思います。そして、次に子供が何かチャレンジしなければならないときに、今回頑張ってチャリンと貯金できた自信の話を思い出させてあげるといいと思います。

何かを頑張れる子供の要因のひとつに、過去にチャレンジして勝ち得た・手に入れた自信というものがあるかと思います。自信とは、『自分を信じる』と書きますから、その自己信頼性を高めるうえでも、この点は大事なんじゃないかなあと思いました。

1歳8か月でも自信貯金はできる

最後に。1歳8か月の次男の育児をしていて。

最近次男が何かできるようになったとき、一緒に手をタッチして「イェーイ」と言うようにしています。先日もハンガーを自分で架けることに挑戦して、それができるようになったときに、一緒に「イエーイ」をしました。

これも小さな自信貯金だと思います。

長男も次男も、自信貯金をたくさんさせていきたいと思います。

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